私のお酒、紹介します。

生姜焼酎 しょうが庵
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これまで生姜の焼酎があることを知りませんでしたが、これを飲んですっかりはまってしまいました。フタを開けグラスに注ぐと、辺りに生姜の香りが広がります。これは焼酎の仕込みの際に生姜を10%使用することで生姜の香りを豊富に含ませているから。生姜の爽やかな香りとすっきりとした味わいが特徴の、生姜好きにおすすめの焼酎です。

おすすめの飲み方は「お湯割り」。生姜の香りがより際立ち、ほっこり体が温まります。また「ソーダ割り」もさっぱりとした味わいで、食事中や暑い季節の飲み方としておすすめです。お休み前のリラックスタイムに温かい「しょうが庵」いかがですか。

日本酒 達磨正宗 長期熟成古酒 午年限定ブレンド
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蔵元は岐阜県の白木恒助商店。江戸時代(天保6年)創業の酒蔵で、昭和40年代から日本酒では珍しい「古酒(長期熟成酒)」を造られています。通常店頭で販売されている日本酒は製造から1年以内のものですが、古酒は3年、5年、10年…と醸造後に熟成されます。これにより米由来のアミノ酸と糖分から美しい色が現れ、お酒の味わいがまるくなります。

今回紹介の「達磨正宗・午年限定ブレンド」は、平成7年・平成17年の古酒に昭和53年・平成2年・平成14年(いずれも午年)に造られた古酒3種類がブレンドされています。今年のブレンドは「午年」なだけに軽快に駆け抜けるイメージの味わい。少し温めて、寒い日にぬる燗でいただくと、たまらないうまさです。

米焼酎 鳥飼
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熊本県人吉市の球磨焼酎「鳥飼」です。日本三大急流のひとつ、清流球磨河が流れる人吉盆地は、良質な水に恵まれた米どころです。ここでは500年近く昔から焼酎が造られています。

さてこの「鳥飼」、おそらく初めて飲まれた方は「これが焼酎?!」と思われるんじゃないでしょうか。米焼酎なのですが、バナナやメロンを思わせる、まるで日本酒の吟醸香のような香りを持っています。

おすすめの飲み方はキンキンに冷やしたストレートやオン・ザ・ロック。爽やかな飲み口とふんわり香る吟醸香が大変美味しいお酒です。

田中六五
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福岡県糸島市にある「白糸酒造」です。白糸酒造は安政2年(1855年)の創業時から、昔ながらの「ハネ木搾り」と呼ばれる伝統製法を守り続けている全国唯一の蔵元です。ハネ木で搾り出される酒は、機械搾りに比べ圧力が弱いので、雑味成分が少ないまろやかな酒となります。蔵元のある糸島市は、知る人ぞ知る山田錦の産地で、全国3位の生産量を誇ります。「田中六五」は全量この糸島産山田錦で醸されます。丸みある味わいで、甘みもしっかりと感じる、飲み飽きない、いつまでも飲んでいられる純米酒です。冷やもいいです。寒い季節は熱燗もおすすめです。

 

シャンディ・ガフ
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新生姜を刻み、甘いシロップと爽やかなレモンで香り付けして自分で作るジンジャーシロップは、生姜の香りが強く、キンと冷やしたソーダで割って飲むと夏の疲れも吹き飛びます。

ビールで割っても生姜の風味が損なわれることはなく、また程よく甘くなるので、普通のビールが苦手な女性にも喜ばれます。また生姜の香り成分シネオールは疲労回復・夏バテ解消に役立ちますので、暑さに疲れた体を癒してくれますよ。

ジンジャーシロップ レシピ

新生姜:200g / 砂糖:260g / レモン:一個 / 水:300ml

  1. 新ショウガの皮をむいて薄くスライスし、砂糖をまぶして一時間ほどおく。
  2. 生姜の水分で砂糖が溶けたら、水を加え、鍋で弱火で20分煮る。灰汁をとる。
  3. 火を止めてから、レモン半分の絞り汁を加える。残りのレモンは薄くスライスし、シロップに加える。
  4. 冷めたら殺菌した瓶に入れて冷蔵庫で保存する。2、3日ほどで生姜とレモンは取り除く。

お湯や氷水、サイダーで割るか、ハイボールやビールに加えて楽しむ!
新ショウガを使うと、レモン汁に反応して、シロップが薄桃色に染まるのも目に楽しいです。