大根とタコのピリ辛あえ
大根
旬12月~2月頃
のどの痛みや咳に効くと言われていることから、風邪の民間療法として根付いています。
大根の歴史は古く、紀元前2,500年頃の古代エジプトではすでに栽培されていたと言われています。日本へは稲作文化とともに中国から伝わり、「日本書記」には”於朋泥(おほね)”の名で記されています。栽培が盛んになった江戸時代頃に、漬物や切干などの保存食としての加工も行われ、庶民の食生活に欠かせない地位を築きました。日本人に馴染みの深い大根は、日常で使われる言葉にもよく登場します。その中のひとつである「大根役者」とは、芸の下手な役者のことをいいますが、消化作用のある大根は食あたりになりにくいことから、「あたらない(売れない)役者」という洒落で使われ始めたと言われています。
レシピ
材料(2人分)/調理時間:15分/カロリー:92kcal
ゆでタコ足:1~2本 / 大根:3cm / 塩:少々
合わせダレ
砂糖:小さじ1.5 / 酢:小さじ1 / 醤油:小さじ2 / 土ショウガ:1/2片 / 豆板醤:小さじ1/2~1 / ゴマ油:小さじ1
作り方
1.
ゆでタコ足は薄い削ぎ切りに、大根は皮をむき短冊切りに、土ショウガをみじん切りにする。<合わせダレ>の材料をボウルに混ぜ合わせておく。
2.
大根に塩を加えて軽くもむ。少ししんなりしたら水洗いし、水気をしっかり絞る。
3.
<合わせダレ>の中にゆでタコ足と2を加えて和え、器に盛る。