数値改善の方法

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食事

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  • 食べすぎ注意!!
  • バランスの摂れた食事
  • 食べ過ぎをやめ、内臓脂肪をためにくくする。
  • 1日3食規則正しく。
  • 自分の体調・体質にあった栄養素をバランスよく食べる。

運動

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  • 体脂肪が燃えやすいからだを作る、筋力トレーニング。
  • 息を切らさずに長く続けられる、有酸素運動。
  • エネルギーを消費し、脂肪分が皮下や内臓に蓄積されるのを防ぐ。
  • 血管をひろげるなどして、血圧を下げ、動脈硬化を防ぐ。
  • LDL(悪玉)コレステロールを減らしてHDL(善玉)コレステロールを増やす。

肥満

POINT
体脂肪=食べ過ぎ注意!!そして運動!!

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肥満とは、医学的には体脂肪(内臓脂肪・皮下脂肪)が多過ぎる状態のことで、減らす必要があるのはあくまでも体脂肪です。極端に量が少なかったり、偏った食事では筋肉量や骨量を減らしかねないので注意する必要があります。

食事の際は、満腹中枢を満たすために、噛み応えのあるものを選び、1口30回を目標に15分以上かけてゆっくり食べましょう。清涼飲料水や菓子類は砂糖が多く含まれており、ファーストフードには多くの油脂が使われているので、摂り過ぎると食事のバランスが崩れ、摂取カロリーも高くなりがちです。野菜はエネルギーの低いものが多く、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富なので、積極的に摂りたいもの。お酒も適量を心がけましょう。

脂質代謝

POINT
コレステロール=オリーブオイルなどの植物油

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コレステロールは細胞膜やホルモンの材料になるなど、体に必要な脂質ですが、コレステロールを摂りすぎると、血中のLDL(悪玉)コレステロールの量が増えて、HDL(善玉)コレステロールとのバランスが崩れ、さまざまな病気の原因になります。

コレステロールの摂りすぎを防ぐには、調理に使用する油を減らしたり、オリーブオイルなどの植物油をバランスよく摂ることもおすすめ。また、脂の多い肉の脂身を取り除くなどの工夫が必要。さらに、コレステロールの素を吸着し、体外へ出してくれる食物繊維が豊富で、満腹感をもたらし、食べ過ぎを予防する野菜を摂るようにしましょう。適度な飲酒は、HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがありますが、飲み過ぎると脂肪肝を招くため注意が必要です。

血圧

POINT
塩分=摂取1日10g以下

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高血圧の場合、最も気をつけたいのは塩分の摂り過ぎです。サラダにかけるドレッシングの量を半分にしたり、汁物や麺類の汁を残すほか、酢や香辛料、薬味を利用したり、だしを効かせるなど、塩分控えめの味付けを工夫するのも効果的です。練り製品や肉加工品は塩分が多いので、控えめにしましょう。

また、肥満は高血圧深い関わりがあります。肥満が大きな危険因子でもあるため、肥満予防にも心かげましょう。

肝機能

POINT
24時間稼働の肝臓を労わる=タンパク質・脂質・糖質のバランス

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肝機能検査の項目AST(GPT)、ALT(GPT)、γ-GT(GPT)の値は、飲酒や肥満などにより肝臓に脂肪が蓄積することで上昇します。飲酒の量や回数を減らして、肝臓の負担を減らしたり、エネルギーの摂りすぎに注意することが大切です。

壊れた肝細胞の修復には、たんぱく質(肉・魚)が必要ですが、糖質(ごはん・パン)がないと、エネルギー源として使われてしまうため、糖質と一緒に摂るようにしましょう。また、肝機能の低下を招くビタミン不足や、腸内にアンモニアなどの有害物質が発生し、これを解毒するため肝臓に負担がかかる便秘を改善するため、ビタミンや食物繊維が豊富な野菜を摂り、肝臓の負担になる添加物は避けるようにしましょう。

肝臓への負担が増したり、カロリーオーバーにつながりやすいお酒の適量を知って、健康的な食生活を送りましょう。

1日に肝臓が処理できるアルコール量が目安です。(アルコールの処理能力には個人差があります)

ビールなら中瓶1本(500ミリリットル)まで
焼酎25度なら(90ミリリットル)まで
日本酒なら1合(180ミリリットル)まで
ウイスキーならダブル(60ミリリットル)まで
グラスワインなら2杯(240ミリリットル)まで

糖代謝

POINT
規則正しい生活=バランスの良い食事!

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血糖値は食後1時間で最も高くなり、その後下がっていきます。慢性的に血糖値を高くしない、食後の血糖を急激に上げないためには、血糖値の上昇をゆっくりにする食物繊維が豊富な野菜をしっかり摂りましょう。野菜は噛み応えがあるので満足感があり、食べ過ぎの予防にもなります。甘いものや揚げ物、スナック菓子、アルコールなども摂り過ぎには注意しましょう。

尿・腎臓

POINT
塩分・タンパク質少な目=バランス良く摂取

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腎臓は、塩分などの老廃物をろ過して、尿とともに排泄します。さらに、体内の水分を一定量に保ち、体液に必要な成分の再吸収や血圧を正常に保つホルモンを分泌する役割があります。腎機能が低下すると、タンパク質が吸収されないまま尿に排泄され、血液中のたんぱく質が減少し、栄養障害が起きます。そのため、タンパク質を過不足なく摂取することを心がける必要があります。1食に卵1個、アジなら中1尾程度になります。